容疑者「携行缶、何に使うか知っていた」 栃木・那須の2遺体損壊

栃木県那須町の山中で2人の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された埼玉県越谷市の建設業、平山綾拳(りょうけん)容疑者(25)が事件の数日前、粘着テープや携行缶などを購入していたことが捜査関係者への取材で判明した。平山容疑者は「道具が何に使われるか知っていた」と供述しており、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は、何者かが事件の計画を説明したうえで、準備を依頼したとみている。

平山容疑者は15日夜に、セダンを運転して複数の人物と落ち合ったとみられるが「タクシーで帰ったので、栃木には行っていない」との趣旨の説明をしているという。捜査本部は22日、平山容疑者を送検した。